女子大生の鍋

女子大生数人による、思想の闇鍋・オープンスペースです。

田舎に移住する前に!あなたの性格は「田舎向き」ですか?


    こんにちは。今回は、都会から田舎への移住を決める前にチェックして欲しいポイントの話の後編です。
    移住で何よりも大切なのは性格面。大企業の全国転勤なら「出世のため、仕事のため」と踏ん切りもつくかもしれませんが、田舎への憧れの気持ち一つで移住して万一失敗に終われば、責任はすべて自分にふりかかるのであり「転勤なのだから仕方ない」などと気持ちを切り替えることもできないでしょう。
    気性がその地に合うかどうか、以下のチェックポイントを参考にしていただきたいです。

    あなたとご家族の性格は「田舎向き」ですか?
    ①誰に何を言われても、嫌がらせされても平気だ。
    ➁自分の全く知らない人(知人の知人の知人、とかそのレベルの人)が、自分の持っている車 の種類や、家の住所や職場等を知っていてもウザいとも変だなあとも感じない。
    ➂学校や地域の行事、近所付き合いが大好きで、いつも積極的に参加し、盛り上げている。
    ④人に言われたことには必ず素直に応じられる。さらに、人と協力することが得意で、何事も要領よくこなせる。
    ➄学校や職場など、新しい環境では、すぐにそこのルールに適応でき、前の場所でのルールを捨てられる。
    ⑥近所の人が、自分の通学・出勤時間や休日の動向を逐一チェックしていてもいい。また、これらについて詮索されても平気だ。
   ⑦噂話や悪口を聞くのも、時には言うのも平気だし、言われることにも耐えられる。

    ご家族の全員が、上記の項目全てにイエスと言えないと田舎への移住はなかなか厳しいです。対人トラブルに負けて都会に戻ることになるでしょう。
   以下、項目一つずつについての解説をば。

①別に田舎とか都会に限ったことではないですが、常識が通じない人っていますよね。後述➄にも書いていますが、いつもいつも警察など国家権力が頼りになるわけではないです。
    田舎では、「エイブル」や「東建」といった会社を仲介せずに大家さんから直接家を借りたり、 持ち主から直接家を買ったりすることも(都会よりは)比較的多いです。その際に「契約書なんてわざわざいらないよね?ワードとかよくわかんないし」みたいに文書を作らず契約を済ませようとする人も多いですが、正式な文書がないと万が一トラブルが起きた際に行政も対処のしようがないので注意。田舎はインターネット等の普及率も低く、パソコンなんてロクに見たことないわ、って人も(お年寄りを中心に)想像以上に多いです。都会(ってか若者)の常識が通用しないこともあります。そういった常識通じない系のトラブルの結果、嫌がらせなどの実害を受けることもあります。

➁田舎では娯楽が少ないせいか、ご近所の会話が多く、一瞬でいろんな情報が近所のネットワークに拡散されます。で、スーパーやコンビニで会った知人とかとも延々と立ち話をするほど娯楽が無いので、本当に「なんであんたがそんなこと知ってるんだ」みたいな事案が発生します。その後、一度拡散された情報は二度と戻ってこないということは、インターネット世代の方のほうがよくご存知でしょう。

➂ご近所、学校での対人関係が密接なので、本当にたくさんのイベントがあります。「イベント大好き!」という方はいいですが、学校行事とかそんな好きじゃなかった…みたいな方はしんどいかもしれません。たくさんイベントがある割に、あまり断れる雰囲気ではないですしね。「あいつノリ悪いな、非協力的だな」みたいな。

④先述➂と同じですが、近隣住民や学校の保護者会などで他の人と協力して物事を進める機会がほんとにたくさんあります。私は行事とか嫌いなタイプではなかったですが、人間なので、いつもいつもやる気いっぱい!ってわけにはいかない。でも自分の学校での立ち位置を保つためには断れない。しんどいですね。これについては親の方が大変そうにしていましたが。

  ➄また、田舎には独自のしきたりがあり、考えが凝り固まった人はそれらは時に法律より優越すると信じています。警察はあまり頼りになりません(交番勤務レベルだと地元出身者が多いので、その警察官自身が「田舎ルール」に囚われてしまっている可能性があります)。
 独自のしきたりの例;よそ者には土地を貸さない、売らない。町内会費を払わない人はゴミ捨て禁止。青年は消防団強制参加 など。

  ⑥田舎は監視社会です。例えば、来客の後お見送りをしていたら、近所の人が家から出てきて「お友達?どこで知り合って友達になったの?」と自分との関係を根掘り葉掘り聞いてくることも。ポジティブな言い方をすればおせっかい。ネガティブに言えば過干渉。プライバシーとかデリカシーって言葉は田舎では通用しにくい言葉です。根負けして教えたくないことを言わされる可能性があることは心に留めておくべき。

 ⑦田舎は噂の伝達速度が異様に早いです。しかも噂話だから尾ひれのついた話が広まってしまう。はじめの方に書いたとおりでございます。

   
    これまでの常識をかなぐり捨て、新しいルールのもとやっていけるぜ!という自信がないと、田舎移住はしんどいですね。

    生まれてこのかたずっと田舎にいる人は、あらゆることに慣れっこですし、様々なことの加減を体得していて、問題に直面した時の身の振り方や心の保ち方を習得しているので、やっていけているというのが本当のところでしょう。また、ずーっと地元にいると顔が広く「まぁ、あの子は◯◯な性格だから仕方ない」と諦めて放っておいてくれることもありますし。顔が広いのは逆に面倒ごと多くなることもありますが。

    二回にわたって安易な田舎への移住に警鐘を鳴らす記事を書きました。結局まとめるとすれば、
「もし移住して、うまくいかなくて帰ることにしても、それが人生!人生って失敗がつきものじゃん!と思えるくらいのバイタリティがある人なら移住を決意してもいいんじゃないか」
というのが私の結論です。田舎への移住だけでなく、何にでも言えることですが、失敗してもいいじゃん!っていう強い意志があるとよろしいかと。私はお豆腐メンタルなので地元民でしたが高校卒業まですごく苦しかったです。
    都会に出て全く悩みのない生活を送れるようになった、というわけではありませんが、それでもやっぱり他人との適度な距離感がとれ、娯楽がたくさんあって便利な都会からはもう離れられません。

   ウジウジ書いてもしょうがないので今回はこれくらいでおひらきにします、ではまた!     新宿区新宿でした。お出かけ記録のインスタ見てね!(@concrete1mixer)